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【2026年版】DID(人口集中地区)とは?ドローンを飛ばすときの確認方法を初心者向けに解説

DID(人口集中地区)とは?ドローンを飛ばす際の飛行ルールと地図での確認方法を初心者向けに解説 資格・法律

ドローンについて調べていると、よく出てくるのが**「DID(人口集中地区)」**という言葉です。

「自宅の近くはDIDなの?」
「DIDだとドローンは飛ばせない?」
「どこで確認すればいい?」

初心者には少し分かりにくいルールですが、100g以上のドローンを屋外で飛ばすなら、知っておきたい重要なポイントです。

この記事では、DIDとは何か、どのように確認するのか、DIDでドローンを飛ばす場合に何が必要なのかを初心者向けに解説します。


DID(人口集中地区)とは?

DIDはDensely Inhabited Districtの略で、日本語では「人口集中地区」と呼ばれます。

簡単にいうと、人口が集中している市街地などを一定の基準で設定した地域です。

「東京や大阪のような大都市だけ」と思われがちですが、地方都市などにもDIDはあります。

そのため、

「ここは都会じゃないからDIDではないだろう」

と感覚だけで判断するのは避けましょう。

国土地理院の「地理院地図」では、令和2年国勢調査に基づく人口集中地区を表示できます。地理院地図


なぜドローンではDIDが重要?

航空法では、人または家屋が密集している地域の上空は、無人航空機の飛行に関して規制される空域の一つです。

DID上空での飛行は「特定飛行」に該当し、原則として飛行許可の手続きが関係します。国土交通省

つまり、100g以上のドローンを屋外で飛ばす場合、

「飛ばしたい場所がDIDかどうか」

は事前に確認しておきたいポイントです。


DIDはどうやって確認する?

初心者でも確認しやすいのが、国土地理院の**「地理院地図」**です。

国土交通省のDIPS2.0でも、人口集中地区を確認するWebサイトとして「地理院地図」と「jSTAT MAP」が案内されています。OSSポータル

国土地理院「地理院地図」

地理院地図では「人口集中地区 令和2年(総務省統計局)」の情報を表示できます。地理院地図


地理院地図でDIDを確認する流れ

基本的には、

① 地理院地図を開く
↓
② 飛ばしたい場所・住所を検索
↓
③「地図を選択」を開く
↓
④「その他」から人口集中地区を選択
↓
⑤ 飛行予定地点がDIDに入っているか確認

という流れです。

国土地理院では、人口集中地区のほか、空港等の周辺空域などの情報も地理院地図上で確認できます。地理院地図


DIDなら絶対にドローンを飛ばせない?

DID=ドローン飛行禁止区域という意味ではありません。

DID上空で100g以上の無人航空機を飛ばす場合は特定飛行に該当しますが、必要な要件・手続きを満たして飛行できるケースがあります。

国土交通省によると、特定飛行はリスクに応じてカテゴリーⅠ・Ⅱ・Ⅲに分類され、カテゴリーによって必要な手続きが異なります。国土交通省

そのため、

「DIDだから絶対飛ばせない」

ではなく、

「DIDでは通常の飛行より確認すべき条件や手続きが増える」

と理解しておくと分かりやすいでしょう。


二等資格があればDIDで自由に飛ばせる?

ここも注意が必要です。

二等無人航空機操縦士を持っている=DIDで無条件に飛ばせる

というわけではありません。

技能証明だけでなく、機体認証の有無や飛行方法などの条件によって必要な手続きが変わります。

私自身も二等無人航空機操縦士の技能証明を取得していますが、資格を持っていても飛行場所・飛行方法ごとの確認は必要です。

→ 関連記事:ドローンを飛ばすのに資格は必要?二等資格保有者が初心者向けに解説


自宅がDIDの中なら庭でも対象?

ここは初心者が特に間違えやすいところです。

「自分の土地だから航空法は関係ない」ということにはなりません。

土地の所有権と航空法上の飛行ルールは別です。

そのため、自宅の庭から100g以上のドローンを飛ばす場合でも、その場所がDIDなどの対象空域に該当するか確認する必要があります。

→ 関連記事:ドローンはどこで飛ばせる?公園・河川敷・自宅・海の注意点


公園がDID外なら自由に飛ばせる?

これも違います。

仮にDIDの外だったとしても、

DID外=自由に飛ばせる場所

ではありません。

航空法にはDID以外にも、空港等の周辺や一定の高度以上など、許可が関係する空域があります。また、飛行方法についても別のルールがあります。国土交通省

さらに、公園なら自治体や公園管理者のルールなども確認する必要があります。

つまり、

航空法上問題がない
↓
だからその場所で必ず飛ばしてよい

というわけではありません。


100g未満ならDIDは関係ない?

100g未満の機体は、航空法上の「無人航空機」ではなく模型航空機として扱われるため、100g以上の無人航空機に対するDID規制とは扱いが異なります。

ただし、

100g未満ならどこでも自由

という意味ではありません。

重要施設周辺に関する小型無人機等飛行禁止法や、自治体・施設管理者のルールなど、別の規制が適用される可能性があります。

→ 関連記事:100g未満のドローンに規制はある?登録・資格・飛行ルールを解説


DIDかどうかは飛行前に毎回確認しよう

「以前ここで飛ばしたことがあるから大丈夫」

という判断も避けた方がよいでしょう。

飛行場所や飛行条件を確認するときは、古いブログ記事や画像だけに頼るのではなく、国土交通省や国土地理院などの最新情報を確認することが重要です。

国土地理院の地理院地図では現在、令和2年国勢調査に基づく人口集中地区を確認できます。地理院地図


初心者が飛行前に確認したいこと

100g以上のドローンを屋外で飛ばすなら、

機体登録は済んでいるか
↓
飛行場所はDIDか
↓
空港周辺など別の対象空域ではないか
↓
飛行方法に問題はないか
↓
必要な許可・承認はあるか
↓
自治体・施設管理者などのルールに問題はないか

という順番で確認すると分かりやすいです。

→ 関連記事:ドローンの機体登録とは?DIPS2.0の登録方法を初心者向けに解説


まとめ|DIDはドローンを飛ばす前に必ず確認しよう

DID(人口集中地区)は、ドローンの飛行場所を考えるうえで重要なポイントです。

特に覚えておきたいのは、

DID=人口が集中している地区
100g以上の無人航空機によるDID上空の飛行=特定飛行
DID=絶対飛行禁止、ではない
DID外=どこでも自由、でもない
地理院地図などで事前に確認する

という点です。国土交通省

初めてドローンを飛ばす場合は、「ここなら大丈夫そう」と感覚で判断せず、飛行予定地点を地図で確認する習慣をつけましょう。

実際にDIDを確認したい方へ

国土地理院の「地理院地図」を使えば、飛行予定地が人口集中地区に含まれているかを確認できます。

地図の操作方法やDIDの境界の見方については、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:ドローンのDID確認方法|地理院地図で人口集中地区を調べる手順

【2026年版】ドローンのDID確認方法を解説|地理院地図で人口集中地区を調べる手順
ドローンのDID(人口集中地区)を地理院地図で確認する方法を5ステップで解説。DIDの見方、境界付近の注意点、工業専用地域の除外、飛行許可の確認方法まで紹介します。

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